嘘つきの恋

「…………」



今、矢城が私の目の前に…!



ドキドキが止まらず、熱があがりそう。



「ねぇ」



「はっ…はい!」



彼の声にビクッとしてしまう。



そんな私に微笑みかけた矢城にキュンとして。