※公開終了間近! イロモノなアタシ

「あの子って天然だけど、なんていうか、ちょっとセクシーみたいな? 」
「でしょー、分かるじゃーん、シホちゃん」


分かりますとも、間近で何回も見てたら。


一緒に寝た事もありますし、ええ。


「ここにもたまーに来るわよねぇー? 」


意味ありげにこっちを見るの、止めてくれませんかクミさん。


バレるっての!


でも、お姉さんはため息をつきながら言う。


「ねー、でも男が好きじゃしょうがないわねー」
「でも、単なる噂だと思いますよ」


それも米山が悔し紛れに流した。


決して、出所は二丁目なんかじゃない。


長く居れば、それ位は分かる事。