※公開終了間近! イロモノなアタシ

そのスキにTVを消して、となりの様子を確かめるが、まだあの声が聞えて来る。


綾女! いつ終わるんですか?


これちょっとヒドいんですけども。


「あー、いいお湯だった。あれ? TV消してるの? 」
「ごめーん、点けとくねー」
「いいよ、別に」


点けないと友達がナニしてるか、バレるでしょうに。


お風呂上りの敬介は、濡れ髪が凄く似合っていて、思わずボーッとなってしまう。


「何か飲む? 」
「水にするよ」


ベッドに座り、ミネラルウォーターを飲むノド元が動いて、かなりグッと来る。


「志穂……」


ボトルを置いて、肩を抱き寄せられる。


いよいよ、出番でしょうか、ジュン君ありがとう。