「会いたかったー、敬介」
「いきなり呼び出してごめん、でも、お友達が来てくれて助かったよ」
「これなら平気だよね、綾女のおかげ」
「でも、1人で平気なの? 綾女ちゃんは」
そうか、ちゃんとあの事話して無かった。
体を離して、窓際の椅子に敬介を座らせ、お茶を入れてから向かい側に座る。
「あのさ、敬介……綾女はね、女の子が好きなんだ」
「えっ、そうなの? うわーあいつショック受けるだろうな」
「ちょっと長くなるんだけど、これまでの話をするよ」
あたしはそれから部屋の中が暗くなるまで、綾女のあの事件と、今日の事を話した。
全てを聞き終えた敬介は、急に顔をクシャクシャにして泣き出す。
「辛かったね、志穂。ごめん、俺、彼氏なのに気づかなくて」
「いいんだって、余計な心配かけたくなかったし。それに、全部解決したから」
優しいな、やっぱり。
普通ならこんな話、興味本位にしか聞いてくれないと思うのに。
本気で受け止めてくれてありがとう、だから好きなんだ。
「いきなり呼び出してごめん、でも、お友達が来てくれて助かったよ」
「これなら平気だよね、綾女のおかげ」
「でも、1人で平気なの? 綾女ちゃんは」
そうか、ちゃんとあの事話して無かった。
体を離して、窓際の椅子に敬介を座らせ、お茶を入れてから向かい側に座る。
「あのさ、敬介……綾女はね、女の子が好きなんだ」
「えっ、そうなの? うわーあいつショック受けるだろうな」
「ちょっと長くなるんだけど、これまでの話をするよ」
あたしはそれから部屋の中が暗くなるまで、綾女のあの事件と、今日の事を話した。
全てを聞き終えた敬介は、急に顔をクシャクシャにして泣き出す。
「辛かったね、志穂。ごめん、俺、彼氏なのに気づかなくて」
「いいんだって、余計な心配かけたくなかったし。それに、全部解決したから」
優しいな、やっぱり。
普通ならこんな話、興味本位にしか聞いてくれないと思うのに。
本気で受け止めてくれてありがとう、だから好きなんだ。


