※公開終了間近! イロモノなアタシ

「ちょっとーナルってばー」


米山が声を掛けたが振り向きもせずに、さっさと行ってしまい、綾女もトイレの方ばかり見て、落ち着かない。


「大丈夫よー、トイレでしょーすぐに戻るって」
「でもー心配ー」
「そうよ! ナルに何かあったらどうするのよ! 」


女3人の立場は微妙だ、しょうがない、様子を見に行くか。


その瞬間、あたしの脇から何か音が聞える。


プチっプチっ……ん? 


ブチっブチっ……なんだこれ?


そういや、コルセットが何だかゆるい気も。


うっ! 緊急事態発生!


エマージェンシーエマージェンシー! 後、数分で何かが切れますよこれは。


「ちょっとごめんなさーい」