肉を美味しくいただいた後、メロンを食べていると鳴瀬さんがこちらに向けてお皿を差し出して来る。
「メロン苦手だから、食べて」
「じゃあ、遠慮無く」
「私ー、メロン大好きー」
「綾女、どうぞ」
どんだけ食べて飲むんだよ、綾女は。
今日もまたシャンパン1本、ワイン2本、ポン酒1本が空いているというのに。
鳴瀬さんは自分の好意が他人に渡っても、平気な顔をしている。
「この後、どうしようかー? 俺、いい店知ってるんだけど。2組に分かれて行こうよ」
「えーでもー、今日はダメー」
おいおいおい、またあの男2人女1人の痛い状況にする気か?
あ、でも真島さんはそうなったら帰るはずだ。
って事は、救いの女神にも何にもなれてないんですけど、綾女ちゃん。
「綾女、何でダメなの? 」
「今日は、犬のお散歩もあるしー」
「メロン苦手だから、食べて」
「じゃあ、遠慮無く」
「私ー、メロン大好きー」
「綾女、どうぞ」
どんだけ食べて飲むんだよ、綾女は。
今日もまたシャンパン1本、ワイン2本、ポン酒1本が空いているというのに。
鳴瀬さんは自分の好意が他人に渡っても、平気な顔をしている。
「この後、どうしようかー? 俺、いい店知ってるんだけど。2組に分かれて行こうよ」
「えーでもー、今日はダメー」
おいおいおい、またあの男2人女1人の痛い状況にする気か?
あ、でも真島さんはそうなったら帰るはずだ。
って事は、救いの女神にも何にもなれてないんですけど、綾女ちゃん。
「綾女、何でダメなの? 」
「今日は、犬のお散歩もあるしー」


