元々この叔母さんは両親と仲が良かったのだが、欲に負け、性格がガラリと変わった。
私は、こいつに知られてはならないことを知られてしまった。そのため、この家を取り戻すことが出来ずにいる。
しかし、ある条件を果たすことで、この家を返してもらえることになってる。
「此処は私の家。あんたこそさっさと出てってよ。」
「なにを言ってんだね？条件を果たさない限り、返すわけにはいかないねぇ。それとも、あのことをバラされたいのかい？」
クックックと笑いながら部屋に消えていく叔母さん。確か名前は今村紗子だったと思う。
まぁ、そんな事はどうでもいいか。