「何で呼ばれたの？？」
「なんか私をミスコンに出すようにいった人に会ってほしいんだって。」
そういうとしばらく考える中田。
「…中田？？」
「あ、いや…なんでもない。」
「そ？」
なんかそのあと気まずくて黙ったまま並んで歩いた。
着いた会議がある教室を覗く。
「…中田遅いんじゃない？？」
もう結構の生徒が集まっていた。
「いつもこんなだから大丈夫。」
なるほど…遅刻常習犯なわけね。
「どーする？よんでくる？？」
教室のまえのほうにいるであろう渚兄を指差す中田に
「会議終わるまで待ってる。」
といって扉にもたれる。
中田はそっか。というと私の隣に立つ。
