【完】ただの罰ゲームだから。

私って結構、臆病だったんだね。


どうせ、月曜日にはこの関係は終わってしまうのに、それがたった2日間短くなることを恐れてる。


それに今日家に帰って、また登校してきた時にはもう、罰ゲームの期限が切れてしまってることも頭ではちゃんと分かっているのに…。


時間は止めようと思っても、止まってくれない。


大事な時間は授業というものに消えていき、最後となるはずの楓と帰れる放課後がやってきた…。