「夢ちゃん起きた?」




「大樹先輩…」



座ってる先輩の腰に抱きついた



膝に頭を置いた





「どうしたの?」



「焦ってたからね…
大樹、俺はかえるからな
大切なんだろ、心配かけるなよ」





キャプテンは帰った




「先輩…私裕先輩のこと少し覚えてる
初めて見た時から」




「聞いてたんだ…
俺が辞めれば裕は満足するんだ」




「でしょうね
先輩のこと裕先輩は目の敵にしてる」





私はわかりやすい話に微笑んだ



「先輩辞めなくていいから…
そんなことくらいで、ハッキリくだらないですしね」