そばにいて笑ってくれなくてもいいよ。




「先輩…うそだと言っていただけますか?」



「俺もその言葉欲しい…」




お兄ちゃんだと紹介された相手は



大樹先輩、彼氏である重岡大樹先輩、




「やだ!」



私は少し歩いたところで抱き着いた




「夢…ちゃん…」



「離れたくない…です」





「大丈夫…離したりなんてしないよ」



先輩は頭を撫でながら私の手を繋ぎ歩き出した



私は空いた手を怖くて不安で先輩の腕に絡めた