「さっ、サボりじゃないよ!ちょっと桜に見惚れてたらいつの間にか時間が…」


泣いてるのは気のせいだったらしい。


というか桜に見惚れてて時間がたったとかどんだけ桜好きなんだ?



「なに?お前桜好きなの?」

ついつい聞いてしまった。




そしたら

「好きじゃないよ。」


冷たく、でも何処かさみしげに君が言った。