「あらあら…わたしの出る幕じゃないみたいね」 にこにこしながらうふふなんて─── おばあちゃん…絶対、楽しんでいる。 というか── 何?このシチュエーション!? まるで… 「竹田さんはね、香道仲間の御堂さんの執事をされているのよ?香道仲間の中でも一等人気者なんだから…」 「へえ…そうなんだ──」 竹田さんが人気者なのは、わかる気がした。 かなりのイケてる男だし──執事は彼にはピッタリ当てはまる。 彼がいつも傍に寄り添うようにかしづいてくれるなら…… 主人冥利につくというものだ。