「着替えろ。」

「えっと……はい。」


ほぼ着ていない真新しいのに、着ていない間にきちんとクリーニングに出されていた制服を兄から受け取る。


「……お兄ちゃん、なんで今日学校いけっていったの?」

「なんとなくだ。」

「そう。」