☆第一話☆
私、星野真希(ホシノマキ)
高校二年生。
友達0人。
親友とは学校が離れ離れになってから一度も連絡をとっていない。
正直言って私の親友、上山珠理(うえやまじゅり)は私にとってライバルだ。
珠理は頭が良くて可愛くてスタイル良くて...考え出すと底を尽きないぐらい完璧ガールだ。
しいてダメな所を言うと、完璧すぎてムカつかせる所だ。
でも珠理に会えないのは寂しい。
「今日はお弁当何〜⁇」
「真希が好きな卵焼きよっ」
私はお母さんが作る卵焼きが世界一好き。
「やったーーー!!」
「そんな卵焼きごときで喜ぶなんて、変な子ねぇ」
「だぁって本当に美味しいんだもぉん♡」
「そろそろ行かないと遅刻するわよ!」
「あっホントだっ‼じゃあ行ってきまぁす!」
「気をつけてね〜」
ガチャ
あぁヤバイ遅刻するぅ!
お弁当トークしてるからだぁ
あぁ門閉まってる。
遅刻だぁ
ん?誰か門登ってる?
ってか門に座ってる?
何やってんだろ...
ってか急がなきゃぁ
「あのぉ...スミマセン...何やってるんですかぁ?どいてもらって良いですか?」
「なにぃせっかく待っててあげたのにどいては無いだろー!」
はぁ?
「待ってて、なんて言ってませんし...誰ですか?」
「俺の事知らないの〜?まっ友達いないならしょうがないかっ」
初対面なのに何なの⁈この人‼
「俺の名前は松山力弥(まつやまりきや)この学校の全員と友達になるのが夢!♡」
何言ってんだろ、この人。
「わかりましたけど、よけてください。」
「だめっ!今、ここで俺と付き合うって言ったらよけてあげる!どうする?」
「はっ⁈付き合う⁈冗談ですよね?急いでるんでよけてもらって良いですか!」
*side力弥*
こいつ、俺の事知らないんだ...
この学校に俺を知らない奴がいるなんて...ショックだぁ。
「俺の事知らないの〜?まっ友達いないならしょうがないかっ」
「俺の名前は松山力弥(まつやまりきや)この学校の全員と友達になるのが夢!♡」
ハッいつも通りかっこよく言ってやっぜぇ!
「わかりましたけど、よけてください。」
「だめっ!今、ここで俺と付き合うって言ったらよけてあげる!どうする?」
「はっ⁈付き合う⁈冗談ですよね?急いでるんでよけてもらって良いですか!」
何?俺が付き合うって言って断るやついるのぉ⁈
ショックだぁ。
「俺が付き合ってあげるって言ってんのにさぁ嫌?」
「何で今知り合ったばっかりの人と付き合わなきゃいけないんですか?急いでるんで!」
何だあいつ‼俺を惚れさせてやる!
*side真希*
何なのあいつ‼‼
あいつのせいで余計遅れたじゃん!!
もぉ最悪!
いきなり付き合えって頭おかしいんじゃない⁈
絶対自分の事イケメンと思ってるタイプだ、あいつわ。
あぁ゛意味わかんない!
えぇもう一時間目始まっちゃってるじゃん!
途中からとかだるいし...
ちょっとぐらいサボってもいっか♡
じゃあ...
階段の下に良い所があるんだった!♡
そこでいっか☆
うわぁ汚いなぁ
掃除しないのかなぁ...
「お前ってサボる用なやつだったんだ!知らなかった〜♪」
「って何やってんのよぉ!」
「えっ気づかなかったの?俺、さっきからずっとお前の事つけてたのに...w」
「エッ嘘〜!!意味わかんない!何なの⁈私に何か用?」
「だから言ってるじゃん!俺と付き合えって‼」
「なんなの⁈告白ってもっとロマンチックな物でしょ?ダメ、絶対ダメ。」
「じゃあ付き合ってください。」
「はぁ?何がじゃあよ。意味わかんない!」
「もぅ良いよ...」
えっ何で落ち込むの?さっきまであんなに強気だったのに...
本当意味わかんない。
キーンコーンカーンコーン
「あっ終わった!じゃあさよなら。」
チュッ
嘘!何で?何で私がキスされてんの?えっどう言う事?
しかも長い!なんで急にキスされてしかもディープキス⁈
「ねっ...ちょっ...なにぃ...ちょっ」
「何?」
「何じゃなくて...何で急に...キス..するの...よ...」
「何焦っちゃってんの?笑」
「焦ってるんじゃ...なくて...だから...何でキスしたの...よ...」
「理由必要?」
「理由も何も...普通...会ったばっかで名前も知らない人と...キスしないでしょ...」
「だって俺普通じゃないもん。」
「何それ...意味わかんない。もう行かなきゃ。じゃあ。」
「今日もう帰ろ。」
「帰ろって...まだ来たばっかじゃん。まっ私には関係ないけど。」
「いや、お前も一緒に行くんだけど。」
「はぁ?」
「ほら行くよ!」
「えっちょっと!」
でも何かかっこいいかも♡
たまにはサボるのも良いかもね!
「で、どこ行くの?」
「おっ乗ってきたかぁ?」
「そんなんじゃないって!!」
「ねぇ、どこ行くの⁈」
「さぁね。」
「えっ、決めてないの⁈」
「決めてるよ?」
「じゃあどこ?教えてよ‼」
「やーだね。」
ってか私の家の方向と同じ向きに向かってるんですけど〜!どこ行くんだろ...
「ってまさか私の家じゃないよね⁈」
「オレ、お前ん家知らねぇし。」
「あっそっか」
びっくりしたぁ。
でもここを右に曲がったら私の家なんだよね〜。
右に曲がらないでよね〜笑
えっマジ⁈何で右に曲がるの⁈
「ねぇもう一回聞くけど私の家じゃないよね?」
「だからお前ん家知らねぇし。」
「じゃあどこ行くのよ‼」
「オレん家。」
うそぉーーーーーー!
1番最悪なパターンじゃん!
何?同じマンションに住んでんの⁈私達!
「えっ何階?」
四階って言わないでよ!
「四階。」
キター‼同じ階!もしここで405・403って言ったら私、死んじゃう!
「何号室⁈」
「405だけど?何?さっきから」
「私、404号室...。」
「となりかよ。」
もー最悪!!!何なの?!
「いつからいた?!」
「4日前。荷物を整理してから挨拶に行こーと」
「そーなんだ...」
「んでオレん家?お前ん家?」
今私の部屋...
「ダァメダメダメダメ!!!私の家ダメ !あなたの家行く!」
「あー今、女子力0の部屋なんだぁw」
「そーですぅぅ」
「んじゃあどーぞー」
ガチャッッ
「おじゃましまぁす」
「まだごちゃごちゃだけどその辺座って。」
「あっもし良かったら手伝おっか?1人じゃ大変でしょ?」
「良い?わりぃな。」
「私、人の家片付けるの好きなの。」
「自分の家はきたないのに??笑」
「もーーーー。」
「本当のことじゃん‼w」
「じゃあ私、ここやるから。」
「サンキューなっ」
えーっとこれは、ここかな♡よいしょっえっと
これは.......何これ........
何でこんなに薬が....
何これ...
検索結果....
異常....あり......
「何やってんの。」
「あっっゴメン...」
「まぁ良いけど。」
1時間後
「ふぅ終わった!カナ♡」
「サンキューなっ」
「いえいえぇ♡」
「さっきの全部見ちゃったよな....?」
「あっゴメン...でも字ばっかで全部は...見てないよ?」
「誰にも言うなよ!」
「あっうん」
「実はオレ、がんなんだよね~」
「嘘っ...がん?....」
「そう。肺がん。」
「さっきのもそれで。」
「......」
「どした?」
「だって...あんなにいじわるな人ががんだなんて...」
「途中悪口はいってねぇ?」
「病院は?」
「ほんとは週2だけどぜんぜん行ってない。」
「どぅしてぇ!」
「行っても毎回同じ事しか言わないし。金掛かるし。時間無駄だし。」
「あんた、お金より自分の体心配したら?!」
「別に病院行ったら治るわけじゃねぇし。」
「明日、一緒に病院行こっ。ねっ?」
「学校どーすんだよ。」
「学校ぐらい休んだらいいじゃん!」
「ありがとぅ...」
shde力弥
何で休んでまで俺の為に...
「じゃあ明日、朝に私、迎えにくるから待っててね!」
「おぉサンキュー。」
何でここまで...
次の日。
ピーンポーン
「力弥ーおはよぅ!!」
.....。
「力弥〜?起きてる?」
もぉ約束したのにぃ
電話してみよっと。
ピポパポピッッ
プルルルプルルル
『真希...たす..け..て...』
プープープー
えっ力弥?!
「力弥?!力弥!」
ガチャッッ
「開いてる!力弥!どこっ?!」
力弥?!
私、星野真希(ホシノマキ)
高校二年生。
友達0人。
親友とは学校が離れ離れになってから一度も連絡をとっていない。
正直言って私の親友、上山珠理(うえやまじゅり)は私にとってライバルだ。
珠理は頭が良くて可愛くてスタイル良くて...考え出すと底を尽きないぐらい完璧ガールだ。
しいてダメな所を言うと、完璧すぎてムカつかせる所だ。
でも珠理に会えないのは寂しい。
「今日はお弁当何〜⁇」
「真希が好きな卵焼きよっ」
私はお母さんが作る卵焼きが世界一好き。
「やったーーー!!」
「そんな卵焼きごときで喜ぶなんて、変な子ねぇ」
「だぁって本当に美味しいんだもぉん♡」
「そろそろ行かないと遅刻するわよ!」
「あっホントだっ‼じゃあ行ってきまぁす!」
「気をつけてね〜」
ガチャ
あぁヤバイ遅刻するぅ!
お弁当トークしてるからだぁ
あぁ門閉まってる。
遅刻だぁ
ん?誰か門登ってる?
ってか門に座ってる?
何やってんだろ...
ってか急がなきゃぁ
「あのぉ...スミマセン...何やってるんですかぁ?どいてもらって良いですか?」
「なにぃせっかく待っててあげたのにどいては無いだろー!」
はぁ?
「待ってて、なんて言ってませんし...誰ですか?」
「俺の事知らないの〜?まっ友達いないならしょうがないかっ」
初対面なのに何なの⁈この人‼
「俺の名前は松山力弥(まつやまりきや)この学校の全員と友達になるのが夢!♡」
何言ってんだろ、この人。
「わかりましたけど、よけてください。」
「だめっ!今、ここで俺と付き合うって言ったらよけてあげる!どうする?」
「はっ⁈付き合う⁈冗談ですよね?急いでるんでよけてもらって良いですか!」
*side力弥*
こいつ、俺の事知らないんだ...
この学校に俺を知らない奴がいるなんて...ショックだぁ。
「俺の事知らないの〜?まっ友達いないならしょうがないかっ」
「俺の名前は松山力弥(まつやまりきや)この学校の全員と友達になるのが夢!♡」
ハッいつも通りかっこよく言ってやっぜぇ!
「わかりましたけど、よけてください。」
「だめっ!今、ここで俺と付き合うって言ったらよけてあげる!どうする?」
「はっ⁈付き合う⁈冗談ですよね?急いでるんでよけてもらって良いですか!」
何?俺が付き合うって言って断るやついるのぉ⁈
ショックだぁ。
「俺が付き合ってあげるって言ってんのにさぁ嫌?」
「何で今知り合ったばっかりの人と付き合わなきゃいけないんですか?急いでるんで!」
何だあいつ‼俺を惚れさせてやる!
*side真希*
何なのあいつ‼‼
あいつのせいで余計遅れたじゃん!!
もぉ最悪!
いきなり付き合えって頭おかしいんじゃない⁈
絶対自分の事イケメンと思ってるタイプだ、あいつわ。
あぁ゛意味わかんない!
えぇもう一時間目始まっちゃってるじゃん!
途中からとかだるいし...
ちょっとぐらいサボってもいっか♡
じゃあ...
階段の下に良い所があるんだった!♡
そこでいっか☆
うわぁ汚いなぁ
掃除しないのかなぁ...
「お前ってサボる用なやつだったんだ!知らなかった〜♪」
「って何やってんのよぉ!」
「えっ気づかなかったの?俺、さっきからずっとお前の事つけてたのに...w」
「エッ嘘〜!!意味わかんない!何なの⁈私に何か用?」
「だから言ってるじゃん!俺と付き合えって‼」
「なんなの⁈告白ってもっとロマンチックな物でしょ?ダメ、絶対ダメ。」
「じゃあ付き合ってください。」
「はぁ?何がじゃあよ。意味わかんない!」
「もぅ良いよ...」
えっ何で落ち込むの?さっきまであんなに強気だったのに...
本当意味わかんない。
キーンコーンカーンコーン
「あっ終わった!じゃあさよなら。」
チュッ
嘘!何で?何で私がキスされてんの?えっどう言う事?
しかも長い!なんで急にキスされてしかもディープキス⁈
「ねっ...ちょっ...なにぃ...ちょっ」
「何?」
「何じゃなくて...何で急に...キス..するの...よ...」
「何焦っちゃってんの?笑」
「焦ってるんじゃ...なくて...だから...何でキスしたの...よ...」
「理由必要?」
「理由も何も...普通...会ったばっかで名前も知らない人と...キスしないでしょ...」
「だって俺普通じゃないもん。」
「何それ...意味わかんない。もう行かなきゃ。じゃあ。」
「今日もう帰ろ。」
「帰ろって...まだ来たばっかじゃん。まっ私には関係ないけど。」
「いや、お前も一緒に行くんだけど。」
「はぁ?」
「ほら行くよ!」
「えっちょっと!」
でも何かかっこいいかも♡
たまにはサボるのも良いかもね!
「で、どこ行くの?」
「おっ乗ってきたかぁ?」
「そんなんじゃないって!!」
「ねぇ、どこ行くの⁈」
「さぁね。」
「えっ、決めてないの⁈」
「決めてるよ?」
「じゃあどこ?教えてよ‼」
「やーだね。」
ってか私の家の方向と同じ向きに向かってるんですけど〜!どこ行くんだろ...
「ってまさか私の家じゃないよね⁈」
「オレ、お前ん家知らねぇし。」
「あっそっか」
びっくりしたぁ。
でもここを右に曲がったら私の家なんだよね〜。
右に曲がらないでよね〜笑
えっマジ⁈何で右に曲がるの⁈
「ねぇもう一回聞くけど私の家じゃないよね?」
「だからお前ん家知らねぇし。」
「じゃあどこ行くのよ‼」
「オレん家。」
うそぉーーーーーー!
1番最悪なパターンじゃん!
何?同じマンションに住んでんの⁈私達!
「えっ何階?」
四階って言わないでよ!
「四階。」
キター‼同じ階!もしここで405・403って言ったら私、死んじゃう!
「何号室⁈」
「405だけど?何?さっきから」
「私、404号室...。」
「となりかよ。」
もー最悪!!!何なの?!
「いつからいた?!」
「4日前。荷物を整理してから挨拶に行こーと」
「そーなんだ...」
「んでオレん家?お前ん家?」
今私の部屋...
「ダァメダメダメダメ!!!私の家ダメ !あなたの家行く!」
「あー今、女子力0の部屋なんだぁw」
「そーですぅぅ」
「んじゃあどーぞー」
ガチャッッ
「おじゃましまぁす」
「まだごちゃごちゃだけどその辺座って。」
「あっもし良かったら手伝おっか?1人じゃ大変でしょ?」
「良い?わりぃな。」
「私、人の家片付けるの好きなの。」
「自分の家はきたないのに??笑」
「もーーーー。」
「本当のことじゃん‼w」
「じゃあ私、ここやるから。」
「サンキューなっ」
えーっとこれは、ここかな♡よいしょっえっと
これは.......何これ........
何でこんなに薬が....
何これ...
検索結果....
異常....あり......
「何やってんの。」
「あっっゴメン...」
「まぁ良いけど。」
1時間後
「ふぅ終わった!カナ♡」
「サンキューなっ」
「いえいえぇ♡」
「さっきの全部見ちゃったよな....?」
「あっゴメン...でも字ばっかで全部は...見てないよ?」
「誰にも言うなよ!」
「あっうん」
「実はオレ、がんなんだよね~」
「嘘っ...がん?....」
「そう。肺がん。」
「さっきのもそれで。」
「......」
「どした?」
「だって...あんなにいじわるな人ががんだなんて...」
「途中悪口はいってねぇ?」
「病院は?」
「ほんとは週2だけどぜんぜん行ってない。」
「どぅしてぇ!」
「行っても毎回同じ事しか言わないし。金掛かるし。時間無駄だし。」
「あんた、お金より自分の体心配したら?!」
「別に病院行ったら治るわけじゃねぇし。」
「明日、一緒に病院行こっ。ねっ?」
「学校どーすんだよ。」
「学校ぐらい休んだらいいじゃん!」
「ありがとぅ...」
shde力弥
何で休んでまで俺の為に...
「じゃあ明日、朝に私、迎えにくるから待っててね!」
「おぉサンキュー。」
何でここまで...
次の日。
ピーンポーン
「力弥ーおはよぅ!!」
.....。
「力弥〜?起きてる?」
もぉ約束したのにぃ
電話してみよっと。
ピポパポピッッ
プルルルプルルル
『真希...たす..け..て...』
プープープー
えっ力弥?!
「力弥?!力弥!」
ガチャッッ
「開いてる!力弥!どこっ?!」
力弥?!
