図書館のキセキ



すると、影が気になったのかパッと

あの人が顔をあげた。


その時に目が合う。


わ、わ、どうしよ、、


挙動不審になり掛けた時、


あの人は、あっ!というような顔をして、

笑顔で頭を下げてくれた。



覚えてくれてたんだ…!


それが嬉しくて嬉しくて、

私も頭を下げ席についた。


その後は何て話しかけようって

そればっかりで全然集中できずにいた。


とその時、目の前に

小さく折りたたまれた紙が現れた。


何だろうと思い、それを開く。


するとそこには、

“ちょっと外で話さない?”


私は驚いて前をみると、

あの人がどう?というような顔で

こっちを見ていた。


だから私は、顔を立てに2回ほど振った。


すると、じゃあ、行こうと

口パクで告げて


あの人は足早に外に向かって歩き始めた


私も遅れないように、


あの人の後をついて行った。