「はぁ~・・・もういや・・・」



 自分の手首を見る。カッターをポケットから出した。

      ザシュッ


    「あはは・・・さて!おいしそうなパンを・・・何個だろう?」



   「何個買うの?」



   ・・・・・え?




   「パンを買ってあげるんでしょ?俺も買ってあげる。」



   「けっ・・・結構です・・・怒られちゃうから・・・」


   「そっか・・・なんかあったら言うんだよ?俺、魁人!よろしくな!」



    「あ・・・ありがとう!」





  さて、パンを50個かおう!今日も水商売か…もう疲れたな…


 家にも帰りたくないよ…



     「・・・って。弱気になるなわたし―――――!!!!!」







        ザシュッ…




 真っ赤な血・・・・・・・