俺はご満悦だった。早くサラに会ってこの吉報を伝えたかった。

フェルツ家も後に滅びる。その後支配して、俺がこの国の王となる。そして俺のサラを嫁にして幸せに暮らすんだ。

早馬でマウル湖に来たがサラの姿は見えなかった。
「どこにいるんだ?もしかしてあいつのとこにいるんじゃ…」
俺はシャーゼの家に向かった。