「お母様の・・・。亡くなったの?」
「俺の・・・最も憎き相手に殺されたんだ。」
「そうだったんですね・・・」
辛いことを思い出させてしまった。
私は、彼のネックレスをもう一度見て切なくなると
突然彼は立ち止まった。

どうしたのかと思い、彼を見上げると
彼の両手が私の両頬に添えられ・・・。

彼の顔が近づき、そして・・・
私たちは月夜の下でキスをした。