「ところでお前のおじいさんが武器屋だったとはな…」
古い友人だがロゼルフのことは平民の出としか知らなかった。

「まぁな。先に言っておくが俺のじーさんには気を付けろ」
「なんで?」
「かなりの秘密主義だ」
「それってカタールじゃなくてカタラーヌじいさんの間違いじゃないか(笑)?」

俺はロゼルフと別れると
大分ファランの森付近で待たせてしまった従士のもとに戻った。

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