「今はまだこんな状態だからアリアを守ることは出来ないけどいつか僕の病気が治ったらその時は結婚してほしい」
「シャーゼ…。でも私はフェルツ家の王女で…」
「分かってる。でも、アリアはいつか城を出て平民の暮らしをしたいって言ってたじゃないか。」
「うん、そうね。分かったわ。そのためにも早く病気を治さないとね」
と言うと私は笑顔で誤魔化した。けど内心、困惑してる。
結婚なんて…
シャーゼの事はずっと可愛い弟のように思ってきた。
だから、まさかそんなこと言われるなんて……
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「シャーゼ…。でも私はフェルツ家の王女で…」
「分かってる。でも、アリアはいつか城を出て平民の暮らしをしたいって言ってたじゃないか。」
「うん、そうね。分かったわ。そのためにも早く病気を治さないとね」
と言うと私は笑顔で誤魔化した。けど内心、困惑してる。
結婚なんて…
シャーゼの事はずっと可愛い弟のように思ってきた。
だから、まさかそんなこと言われるなんて……
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