「...」

「...」


ち、沈黙が痛い...!


「ね、ねぇゆ「...帰るぞ。」...は?」


「だから、教室にだ。昼休み、もう終わるぞ。」


私が「え?」と腕時計を確認すると、たしかにあと数分で昼休みが終わる。

「ほらな。さっさと行くぞ」

結城はそんな私を一瞥するとあるきだした。


「あ、ちょ、待ってよっ」

慌てて後を追うも、なんだか気まずくて半歩遅れて結城についていった。