「...へ?あの、え?」

状況がわからずぽかん、としていると、生徒会長は拗ねたように


「だって、俺だけ生徒会長って、なんか他人行儀じゃん。」


と可愛く頬を膨らませた。


「え...と、春太...先輩?」

私がたどたどしく名前を呼ぶと、

「ん、よくできました」


と満足げに微笑み、離れてくれた。