「はぁぁぁぁ…」

キスされたときは朝の為人がいなかったから良かったものの、人目以前に体が感触をリアルに覚えている。

思わず頬を熱くする私に、

「うーいちゃんはなーにを悩んでるのかなー?」

と、柚希が凄い軽い感じで声をかけてきた。

「うぅ...何でもないよ...」

私が頬をおさえながら呟くと、柚希は何かに感づいたようににやにやを一層深めた。