「...生徒会長、フラれたでしょ」


「...」


只、私に対する罪悪感だけとは到底思えないような生徒会長の負の雰囲気に、思わず私はそう尋ねる。

生徒会長は暫し迷ったような仕草をしたあと、小さく、だけどしっかりと頷いた。