腹黒ちゃんと無表情王子。Ⅰ



「っ!?」

二人して慌てて体を離す。



「だめでしょ、人目のつくところでそんなことしてちゃ」
声の主__春太先輩が苦笑する。


「はい」

「あ、ありがとうございますっ」

春太先輩から差し出されるペットボトルを受けとる。


「じゃあね、」

私にペットボトルを渡すと、春太先輩は足早に去っていった。