「...じゃあ、ちょっとだけもってもらおうかな」

「...今更か、まぁいい。任せろ。」

私が少しだけペットボトルを渡そうとすると、バランスが崩れ、ペットボトルが床に落ち、私も倒れそうになる。


「わっ!?」

「..っ、危なっかしいな...」

咄嗟に結城が受け止めてくれる。

「っあ、ご、ごめんね結っ...」

恥ずかしさを感じながら顔をあげ、固まる。


ち、近っ...!