「...ほんとお人好しだなお前は...」
「え?何でよー」
更に増えた重さに耐えながら結城と話す。
「さっきの量でも辛そうだったのに、自分の重荷を更に増やしてどうする。」
「柚希のためだからいーの!てか、重くないもん」
精一杯強がりながらペットボトルを運ぶ。
「嘘つくな」
「嘘じゃないもん」
「...はぁ、全く。」
それでも強情な私にため息をつく結城。
...呆れられちゃったかな?
そんな不安を少し抱きつつ、ちらっと結城を見る。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…