「...確かに、お疲れだな」

近くにいた結城がぼそっと呟くように言葉を発する。

「ゆ...舜くんも疲れたんだ?」

結城、と呼びそうになって、皆の手前、慌てて呼び方を変える。


「ん?嗚呼、お前もだろう?」


淡々と、だけど何処か優しくそう答える結城。


「んー、まぁね?」

少し微笑みながら私も返す。