腹黒ちゃんと無表情王子。Ⅰ


「あ、胡桃先輩」

声の主を振り返ると、そこには胡桃先輩含めた生徒会の方々がいた。
勿論、春太先輩も。

「どうしたんですか?」

「いやいやー、憂ちゃんたちが行くとこで困ってたから、私たちのクラスにお誘いしようかとー」

「あ、胡桃ずっる!俺たちのクラスにも!」

私が問うと、胡桃先輩と涼先輩が喧嘩をはじめてしまった。


「ほんと仲良いですね先輩方...」

私が苦笑を混ぜた笑みを浮かべると、

「ん?ああ、俺ら付き合ってるしな」

と、涼先輩が満面の笑みでそういった。