「何処行こうかぁ...」
柚希がパンフレットをぱらぱらと捲る。
「...ねぇ、晃先輩とはうまくいきそうなの?」
そんな柚希に不意うちで尋ねる。
「ッ、ゲッホゲッホ!?」
全力でむせる柚希。
「ね、どうなの?」
「...晃さんは、誰にでも優しいから。私なんかさ。」
私が好奇心から、瞳を輝かせてまた尋ねると、柚希は少し照れたようにそう言った。
「えー、ほんと?」
「...実をいうと期待してる」
私の言葉に、若干頬を染めはにかみながらそういう柚希。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…