「...随分とふりふりだね」
私に差し出された衣装は、赤や白を基調としたレースをふんだんに使ったワンピース。
「そうかな?これ、一応赤ずきんちゃんなんだー」
「赤ずきんちゃん?え?普通の喫茶店にするんじゃ...?」
「ん?ああ、普通じゃお客さん入んないから、なんか特別なのにしよってなって、でもメイド服とかだとありきたりだから、童話になったんだ!」
私が尋ねると、笑顔でそう説明してくれた。
私たちが生徒会や実行委員でバタバタしてるときにそんなことになっていたとは...。
「憂に似合いそうなの何着かあるからちょっと着てみて!」
何故か生き生きとしている女子たちに衣装を手渡さ...押し付けられ、私は更衣室に入った。

