「んー、私もやるかぁ...」 小さく伸びをしながら作業に取りかかろうと、書きかけの看板に手を伸ばす。 「わっ!?」 その看板が思った以上に遠くにあり、バランスを崩した私は思わずこける。 「な、七瀬可愛いっ...じゃなくて大丈夫?!」 周りの男子が慌てて近寄ってくる。 __欲を言うなら助けてくれるのは結城がいいんだけどな。 そう思ってしまい、自分を叩きたい衝動に駆られながら「ありがと、大丈夫っ」と柔らかく微笑んでみせる。