「ねねね、晃さんとまた喋っちゃった!」
そっと胸元の痕に服の上から触れていると、柚希が凄いテンションで話し掛けてきた。
彼女は積極的だから、もしかしたら晃先輩とくっつく可能性もあるかもしれない。
「うぅ、柚希は輝いてるなぁ。」
私が思わず溜め息を零すと、
「えー?じゃあ憂そろそろコクっちゃえば?」
柚希がとんでもないことを飄々といってのけた。
「...柚希の春を私にまで植え付けないでくれるかな」
半眼で柚希をみると、柚希は肩をすくめて、
「みてるこっちがむず痒いわ」
と苦笑が混ざった笑みでいった。
「なにそれ。」
私が笑みを零すと、柚希も明るく笑った。
柚希と話してると、休み時間が終わったらしく、皆それぞれ、文化祭の作業に取りかかった。

