しばらくすると、柚希が自分の分の整理を終えたらしく、歓喜の声をあげて大きく伸びをしていた。

「はぁ、終わった!ちょっと出してくる!晃さんいるかもしれないし!」

そう言うが早いが、教室から駆け去っていった。


...元気だなぁ。



私が小さく苦笑していると、結城が話し掛けてきた。