「ん?...まぁ、その、なんだ?テストうんぬんよりだな...」

あの結城が言葉を詰まらせながら一文字ずつ丁寧に言葉を紡ぐ。


...出会った当初に早口でまくし立ててたのとはまるで別人みたい。


私がこっそり微笑しながら言葉の続きを待っていると、


「...お前もいる文化祭実行委員にだな、