私がそんなことを考えていると、

「ね、挨拶一緒にいってくれない?」

と、柚希が両手をあわせて目をとじ、おねがいしてきた。

「ふふ、いいよ?じゃあ放課後ね」

私はそんな柚希に優しく微笑んだ。