「っ、いっ...!?」

思わず痛みに顔を歪める。


「どうしたの?」


私のなかで先程とは違うはっきりとした赤信号が点滅しはじめた。

この人、なんなの...!?


そんな先輩に恐怖を覚え、ぎゅ、と目を強く閉じることしかできなかった。