「鈴川さん!」
「ん?あ、椎名か。どうした?」
「今日遊べる?」
なん…だと!?
ついに俺にも友達と遊べる日が…!
なんて感動している場合じゃない。ここはクールに決めるべきだ。
「ああ。遊べる」
「じゃあ遊ぼっか!」
何この展開。遊べるから遊ぶってどうなのさ。
いや、普通なのかもしれない。誰か教えてくれ。
「俺も遊ぶー」
そう言って俺の頭に顔を乗っけてきたのは和田。
「ちょ…和田!?」
「あ、和田君」
ようと和田は軽くあいさつをし俺達の隣に座った。
「どこで遊ぶの?」
「どこだろ。私の家は無理だよ?」
「俺も無理」
「「ってことは…」」