「ふぁ…」
昨日は徹夜でゲームやってたから眠い。もう寝てやろうかな…社会とかダルイし…
よし、寝よう!
机に肘をつき頬をのせ目を閉じようとすると和田の声がした。
「鈴川、お前…寝るなよ?」
「は!?」
「いや、寝るなよって言っただけ」
「うるさいな…徹夜明けなんだよ…ふぁ…」
いやー、昨日は椎名といろいろあったなぁ…それで疲れたのに徹夜って死ぬだろ…
「またゲームか」
「うん。しっかし眠すぎる…」
あくびが止まらない。眠い眠い眠い眠い(略)
「あー、もう寝ちゃおうっていったぁ!?」
「寝るなって。あと二時間だぞ?」
「二時間って百二十分だよ!?あーもう嫌だ。寝たい…寝るぐらいいいじゃん」
「おい、お前ら何話しているんだ」
なんと担任に見つかってしまった。ちくしょう。これだったら寝れても寝れないじゃん。
「廊下立ってろ」
「「え!?」」
廊下って…何で廊下?ホワイ?
「…廊下、行くぞ」
「え、あ、うん…って行くの!?」
こくりと和田はうなずき廊下に出て行った。
仕方なく俺も続いて廊下に出た。
「何で出るんだよ…」
その後担任にガミガミ言われたが俺達はそのあと笑っていた。