ふと、自分の首元に視線が行った。

そこにはネックレスが付けられている。

クラウンの形をした、あのマサキさんと見たネックレスと同じものが。


「あの、このネックレスは…?」

「雅貴様がドレスと一緒にご用意なさったものです」


それは、ただの偶然なの…?