「あとはピンポン玉と…」

「ビー玉だな。」


あかねとなずなが言う


「2位はピンポン玉だな。」


「何となく。

大きさも手頃だし、当たっても怪我するようなものじゃないし、使い勝手も悪くない気がする。

ただ、乱暴に使ったり、力を入れすぎると潰れやすいからなぁ…」


幸大が言う


「じ、じゃあ…優しくして欲しいな…」

あかねが言う

「え?

ああ、まぁ、わかった。」


幸大が言う


「と言うことは1位はビー玉か!」


なずなが嬉しそうに言う


「そうだな。

ビー玉は子供の頃から好きだし…綺麗だし、今でもたまに公園とかに落ちてると転がしてみたりするし。」

幸大が言う

「ちなみに、転がすのは指で?それとも、舌で?」

あかねが言う


「何で舌を使うんだよ…普通は指だろ?」

幸大が言う

「好きだし、綺麗か…」

なずなが嬉しそうに言う