「小鷹が一番好きなフルーツは?」


あかねが言う

「フルーツ?

いきなりだな…」

「あんた、こっちの話は聞いてなかったのね…」

すみれが言う


「スイカとかメロンとかグレープフルーツは?」


あかねが言う


「スイカは真ん中の甘い部分は好きなんだけどなぁ…

皮に近い部分がきゅうりと同じ味がするからなぁ…嫌いじゃないけど一番ではないかな。

メロンも高い割りにはそんなに美味しくはないかなぁ…


グレープフルーツは酸っぱいから好んでは食べないな…ジュースもあまり好きじゃない。」


幸大が言う

「そっかぁ…」


「一番はやっぱり桃かな。」

幸大が言う

「ふぅん…良かったね?」


あかねがすみれを見て言う


「な!?」


すみれが自分の胸を見て、手を当てて一瞬固まる


そして…

「この変態!」

すみれが近くに置いてあったタオルを幸大に投げつけた


「何で!?」

話の読めていない幸大が言う


「てか…あんたは何なのよ…」

すみれが言う

「うーん…」

すみれよりも小振りな自分の胸に手を当てて考える


「幸大…プラムって好き?」

あかねが言う


「…まぁ、いいところついてるわね。」

すみれがあかねの胸に目線を向けながら言う


「プラムって食べたことないんだよなぁ…

美味しいって話は聞くし…食べてみたいな。」

幸大が言う


「お、小鷹が言うなら食べさせてあげてもいいかな…」

あかねが言う

「何を顔を真っ赤にしながら言ってるのよ…

くだらないこと言ってたら、あんたのプラム…私が噛みちぎるわよ?」


すみれが言う


「ちなみに…」

あかねはなずなを見る

「さくらんぼ…いや、ブルーベリーって好き?」

あかねが小鷹に言う



「ほとんど、ポッチしかないじゃないか!!」


なずなが怒る


「だって…ねぇ…」

あかねがまっ平らななずなの大胸筋を見て言う…