「何すんのよ!?」

優希が言う

「ちが…」

近藤が優希の方を向いた瞬間に近藤が吹き飛んだ


「武神流奥義、王砲。」

「きゃっ!?」


優希を巻き込んで二人が倒れた



「お前ら、大丈夫か!?」


幸大がなずなたちに駆け寄る


「そんな顔をするな。

それよりもこの鎖をなんとかしてくれ。」

なずなが言う


「はーっはっはっは!!

その鎖の鍵はここにある。」

相楽が鍵の束を見せびらかす


「そして…」

カチャンッ!!

束から鍵を一つ取り出した


「これはお前の婚約者、朝霧なずなの鍵だ!!


ほらよ!!」

ヒュッ!!


相楽が下に鍵を投げた



「さて…次は誰の鍵を投げようかなぁ!!」

幸大をバカにするかのように笑う


ゴォッ!!

その瞬間、龍の幻影が相楽の後ろから相楽を狙う


「おっとぉ!!

俺は後ろへの警戒も忘れない…げぶっ!!」


龍の幻影が相楽を正面から襲った


「武神流我術、承・流流し。


前への警戒も怠るな。」



相楽がクリスの放った攻撃を避けたため幸大に向かって飛んだクリスのドラゴン・ショットを幸大が自分の威力をさらに乗せて相楽へ放った


ジャラッ…

幸大が落ちた鍵を拾う