｢な!?

正面から来やがったぞ!?｣


倉庫内に溢れんばかりの不良たちが騒ぎ出す




｢よく来たなぁ!!｣

天井近くには金網の床で出来た二階があった


そこに永塚がいた



｢幸大!!｣

なずなが叫ぶ


永塚の近くにはなずな、すみれ、ジニー、シェリー、朱里、明日香がいた


全員両手を鎖で縛られて天井から吊るされ足がつま先立ちで金網の床に触れている


｢いやぁ、まさか正面から…しかもドアを壊して入ってくるとは思わなかったよ!!｣

サングラスをかけた男が高らかに叫ぶ



｢申し遅れたね、初めまして。

僕はこのグループの参謀をも務める、四天王の相楽だ!!｣



｢同じく、四天王の優希よ!!｣

ミニスカの優希が騒ぐのを尻目に…

｢下からはパンツが丸見えだな。｣

クリスが呟いた



｢そして、新しく四天王に入った近藤だ!!

てめぇら二人には一度会ってるよなぁ!!｣


リバータスのアジトを襲った近藤がそこには居た

｢なずな、すみれ、ジニー、シェリー!!


今、助ける！｣

幸大が言う


｢ああ、正直腕が疲れたから早くしてもらいたい。｣

なずなが言う

｢さっさと助けなさいよ!!｣

すみれが言う

｢幸大、カッコいいよぉ!!｣

ジニーが言う

｢私の綺麗な手に鎖の痕がついたらどうするのよ!!｣

シェリーが言う



｢二人とも…雑魚は頼んだぞ!!｣

幸大が歩き出す