「さーて、あっちも殺り合うみたいだから、こっちも始める?」

シェリーが言う

「こう見えて私は暴力反対派なんだよ?」

ジニーが言う

「だったら土下座してみっともなく泣き崩れたら…半殺しにしとくけど?」

シェリーが言う

「…。

半殺しってオハギ作る時のご飯のことじゃないっけ?

お餅とご飯の中間くらいの。」

ジニーが言う


「これだからお馬鹿さんは…


半殺しって意味は体に教えてあげるわよ!!」


ダンッ!

シェリーが踏み込む


「ドラゴン・ナックル!」

ゴォッ!

ジニーが龍の幻影を纏った拳を放つ

「なっ!?」

シェリーは正面からの攻撃を腕を交差させてガードする


「な…何なのよ!?

今、ドラゴンが見えたわよ!?」

シェリーが言う


「半殺しの意味、実は知ってるんだ。

その証拠にあなたの体、半殺しにしようか?」

ジニーが笑みを浮かべた



「…。

私も本気を出したいけど…2対1じゃ、さすがに可哀想よね?」

シェリーが言う

「え?」

ドサッ!!

「クリス!?」

ジニーの近くにクリスが飛ばされてきた