武神流総本山


「お姉様、お帰りが遅かったですね…げっ!?」

すみれが幸大を見る

「げっ…とは失礼な。」

幸大が言う


「あんたは何しに来たのよ…」

すみれが言う

「すみれが気にすることではない。

少しだけ拷問に掛けるだけだ。」

なずなが言う

「うわぁ…

あんた、何したのよ?」

すみれが言う

「いや、初対面の奴等とちょっとした喧嘩をしただけで…」


「ほぉ…

幸大はちょっとした喧嘩で女性のパンツを凝視するのだな?」

なずなが言う

「パンツって…変態ね。」

すみれが言う


「違うって!

色々と事情が…」

幸大が言う




「あっはっはっは!!

毎度毎度、君は面白いことになってて師匠をしてて飽きないよ。」


幸明が現れた


「何の用だよ?」

幸大が言う

「まぁ…色々と話すことがあるんだよ。」

幸明が言う

「悪いが今度にしてもらえぬだろうか?


幸大には拷問が待っているのだ。」


なずなが言う

「まぁまぁ。


そんなことしたら危険だから止めに来たのさ。」

幸明が言う

「危険だから…とは?」

なずなが言う


「幸大君…右の肋骨が折れてるでしょ?」

トンッ…

幸明が右胸部を人差し指で軽く押した


「うぁっ!?」

幸大に激痛が走った