「おいおい、そんなこと言って大丈夫かい?

ボクシング部は40人くらいいるんだぞ?」

クリスが言う

「クリス、ドラゴン・アーツのドラゴンいっぱい出る奴を俺に撃て。」


「何?」

「できるだけ沢山だ!!」

「ふんっ、任せろ!!


ドラゴン・ダンス!!」



ゴォォォォォォォッ!!


以前とは比較にならない数のドラゴンが幸大に向かっていく


ドラゴンの幻影を部員たちに向けて流す


「最後にでかいのを行くぞ!!」

幸大が言う

「ああ、これでfinishだ!!」

クリスの拳から大きなドラゴンの幻影

「ドラゴン・ナックル!!」

「武神流我術、承・流流し!!」



「「昇龍円舞(ドラゴン・カーニバル)」」


オォォォォォォォォォ!!


龍が唸っているかのような音を立て無数の龍が1つになる


リングを中心に敵を巻き込みながら旋回し最後にはリングの上空に昇り幻影が消えた


ドサンッ!!


部員たちはマンガのようにリングの上に山積みになった


「さて、残るはあんただな?」

幸大が顧問に言う


「ゆ、許してくれ!!

クリスに嫉妬してたんだ!!

アマチュアとはいえボクシングの大会で優勝したんだろ!?


俺なんかじゃ試合しても勝てないかもしれない!!

でも顧問をしてるんだ、メンツがあるだろ!?


たから…八つ当たりってわけじゃないが…」


顧問が腰をぬかしながら言う