「幸大君、今から手合わせだ。」

幸明が言う

「は?

ここで?」

「そうだよ。

この桶が床に落ちたら、開始だ。」


「マジかよ!?」

幸大が腰のタオルをしっかりと直す


「行くよ?」

二人は風呂から出る

ヒュッ…

幸明が桶を投げる



カポーン…

露天風呂に音が響いた