秋雄。

元気にしていますか。

今どこで、何をしていますか。

お仕事は大変ですか。

愛する人はそばにいますか。


私、もうすぐ母親になります。ねぇ、信じられないでしょう?

私は未だに信じられない。

いつか子供を宿すとしたら、絶対にあなたの子以外には

考えられなかったから。


幼く、未熟なあの頃の私を、精一杯受け止めてくれた

愛してくれたあなたのことは

この先何年時が過ぎても、忘れることはないでしょう。


あなたが私を忘れたとしても。

私は生涯忘れません。


ありったけの真夏の匂いをこの身にまとって。

永遠の夏をあなたに捧げます。


本当に、ありがとう。


本当に…ありがとう。